外国人観光客の増加に伴い「インバウンドの波になんとか乗りたい」と考える日本企業は多い。だが、実際はどのような手段が最適なのかわからず、具体的な対策にまで着手できていないのが現状だ。そんななか、インバウンドビジネスのテコ入れを図る上で手っ取り早いのが訪日外国人向けメディアでの広告出稿。
情報化のスピードが年々早くなっている昨今、二の足を踏んでいると一気に置いていかれるのが現状で自身からなんらかの発信しなければユーザーに見つけてもらうことができない。
逆に、興味のある外国人のアンテナに引っかかるようなことが少しでも届けば、それを契機に状況はガラリと変わることもある。今回は訪日外国人向けメディアを集め、それぞれの特徴を比較してみた。見た感じでは似たり寄ったりの印象だが、実際には様々な違いがある。ぜひ参考にしてほしい。
1，Time Out Tokyo
http://www.timeout.com/tokyo
英語・日本語
Contents
東京にフォーカスしたサイトで、特にイベント情報が豊富。コンテンツも多彩で「LGBT」などのマイノリティーな特集があったり、記事に小池都知事へのインタビューなどがあったりと、東京のトレンドを多角的に網羅している。
2，lonely planet
https://www.lonelyplanet.com/japan
英語・ドイツ語・イタリア語
世界的に有名なガイドブック「Lonely Planet」のWEBサイト版で、写真クオリティが高い。キュレーションサイトのような速報性はないが、書籍をベースしているだけあってインフォメーション系が強い。
3，japan-guide.com
http://www.japan-guide.com/
英語・繁体字・簡体字・韓国語・日本語
ひとつひとつの記事がコンパクトにまとまっている情報サイト。コンテンツは温泉などの定番だけでなく、ガーデンやハイキング、さらにはテーマパークなども用意して、老若男女に対応している。ホテルやフライト、クルマ、バスの予約サイトとも連動。秋田や福井などのローカルエリアは独立した別リンクで紹介している。
4，樂活的大方@旅行玩樂學~
http://lohas.pixnet.net/blog
繁体字
台湾系のブログサイト。ホテルや食事などのコンテンツは庶民派で、価格帯がリーズナブルなものを数多く紹介している。
5，Otaku News
http://otakumode.com/news
英語
マンガやアニメ、声優などのポップカルチャーにフォーカスしたサイト。コスプレやフィギュアに関する記事もある。連動した通販サイト「Premium Shop」での買い物も可能。
知っているサイトはいくつあっただろうか？訪日外国人はいろんなサイトをみて日本の情報を収集している。また来週も引き続き紹介予定なのでぜひチェックして頂きたい。
