2011年1月21日にWeixin1.0（微信：WeChat）がリリースされてから早丸6年が経過した。リリースしてからすでに月間アクティブユーザー数は9億弱になっており、世界が注目するモンスターアプリへと成長した。筆者は当時上海におり、友人からすすめられて使用をしていた所謂アーリーアダプターの1人だと認識している。そんなWeixinがどうやって成長してきたかの軌跡を今回書こうかと思う。
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■2011年
1月21日：Weixin1.0がリリース。当時はテキストと写真しか送れなかった。
3月：グループチャット、検索、リンク機能が追加される。当時はとにかくLINEをパクりまくっていたイメージ。
4月：絵文字が追加。 
5月：Weixin2.0にアップデート。音声メッセージがリリース。
8月：「近くの人を探す」機能が追加。ビデオ機能も追加。
10月：Weixin3.0にアップデート。シェイク機能が追加。英語バージョンも追加される。
12月：Weixin3.5にアップデート。QRコード機能が追加。
■2012年
3月：1億ユーザー突破。
4月：Weixin4.0にアップデート。英語版であるWeChatがリリース。知らない方も多いが、WeChatとWeixinは別物。モーメンツ機能追加。（LINEでいうタイムライン。中国では大人気機能の一つ。LINEではいまいちのイメージ。これもまた国民性）
7月：電話機能、ウェブブラウザバージョン追加。
8月：公式アカウント機能追加。
9月：2億ユーザー突破
12月：3億ユーザー突破（ここの加速が異常）
■2013年
2月：Weixin4.5にアップデート。ライブチャット機能追加。
3月：1億9,500万人月間アクティブユーザー達成
6月：2億3,600万人月間アクティブユーザー達成
8月：Weixin5.0にアップデート。銀行カード紐付け、ゲームセンター、ステッカー（スタンプ）お気に入り機能追加。
9月：2億7,200万人月間アクティブユーザー達成
12月：3億5,500万人月間アクティブユーザー達成
■2014年
2月：Weixin1.0 Macバージョンがリリース。お年玉機能が根付く。480万人が参加。
4月：Weixin5.2にアップデート。ライフサービス、タクシー、映画チケット、資産運用サービス、電話クレジット、ショッピング機能追加。
6月：4億3,800万人月間アクティブユーザー達成
9月：WeChat Paymentオフラインでも対応開始。
12月：5億人月間アクティブユーザー達成
■2015年
1月：Weixin6.1にアップデート。もうすでにほとんどの機能を搭載。
2月：WeChat Paymentの銀行口座紐付けユーザーが2億人達成
6月：6億人月間アクティブユーザー達成
9月：Weixin6.5にアップデート。グループ電話機能追加。
2016年は追ってアップデートしたいと思う。いかがだっただろうか？WeChatの歴史が少しはしれた流れにはなっているかと思う。はっきり言って、成長スピードも機能追加スピードちょっと桁違いのレベルではある。
今後も最新の中国事情をお伝えできるよう、後楽園で君と握手。
