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越境ECを検討しているクライアントに朗報!SNS×EC=WeChat Store(微店)

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WeChatはご存じだろうか?ユーザーは9億を超え、月間の利用率も9億弱あるモンスターアプリだ。日本では中国版LINEだとか言われてる事が多いが、実態はLINE、Facebook、Skype、Uber、Amazon、Instagram、Venmo、Tinderを全て合わせたようなアプリになっている。5分で分かるWeChat動画もあるので、これを確認してもらえば概要は分かるはずだ。

 

▼WeChat動画

WeChat_Movie

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■Amazon?いやいや、微店でしょ!

WeChatには会社が運営する公式アカウントというのが存在する。Facebookの企業アカウントだと思ってくれればわかりやすい。この公式アカウントには大きく2種類のアカウントがあり、サービスアカウントを使うのが一般的だ。このサービスアカウントではウェブ上のサービスであれば極論何でもできる。ファンになってくれたユーザーに記事を配信する事もできるし、ゲームをしてもらうことも可能。さらには自社の商品やEC展開をアカウント内で行う事も可能だ。

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このWeChat上での越境ECは大きく分けると5つの要素から成り立っている。

■5つの要素

①サイト

WeChat Store(微店)はただのウェブサイトになる。WeChatからアクセスできるECサイトだと思ってもらってまったく問題ない。これらの導線をしっかり構築することがユーザーにより買いやすい仕組みを提供できる仕掛けになっている。

②デザイン

どのウェブサイトでもそうだが、サイトのデザインやサイトの導線は非常に重要になってくる。中国のデザインもやはり多少独特だ。下の画像を見てくれればなんとなくの感触は掴めるだろう。

Wechat_design1

 

Wechat_design2

③カスタマーサービス

WeChatのアカウントを作ること自体はそんなに難しくない。中国法人の名義貸しをしてもいいし、日本から公式アカウントを作る事自体も可能だ。顧客となってくれる中国人は日本式のカスタマーサポートで対応する事が少ない。基本的にはほとんどチャットで解決するような仕組みになっている。もちろん電話での問題解決も行っているが、圧倒的にチャットの方がコストが安いのでチャット式が進んでいる。

customersupport

④プロモーション

商品もある、配送の仕組みも作った、デザインも完璧だ、カスタマーサポートもチャットでどうにかする。全て揃った所で自動的にユーザーが入ってくるわけでもない。プロモーション(マーケティング)をしないとユーザーがECサイトで購入する事はないだろう。

これも大きく分けると3つほどある。

1.外部流入

WeChat外での広告だ。WeChat外で広告をし、サイトへ直接集客をしてもいいし、フォロワーになってもらうことを目標にしてもいいだろう。

2.内部流入

WeChatが提供している広告、もしくは、フォロワーからの流入を指す。WeChatではクリック課金やインプレッション課金等扱ってはいるので(ミニマムの金額がすごい金額だったりするケースがあるが)これを行っての集客は可能だ。また、フォローしてくれているファンに定期的な商品情報の配信や面白い試みを行う事によって、商品をより売りやすくする導線を確保する事も可能。

3.KOL(Key Opinion Leader)

これも正確には内部流入に近いのだが、ネット上の有名人を使っての広告である。商品を使用してもらっての使用感レポートでもよいし、こちらが指定した画像や文言をそのまま使う事も可能だ。ネット上の有名人といっても組織で動いているので、以外と掲載可否等はドライでいきなり値段も上がるし、いきなりNGが出たりするのでハンドリングが大変。

Wechat_KOL

⑤KPI設定/レポート

意外と見落としがちなのがKPI(目標)設定とレポーティングだ。KPI設定の仕方は長くなるので割愛するが自社で達成が可能なKPIというのはいくつか指標として持っておくべきだ。それが一目で確認できるレポート必要になる。もちろん、自社で全て完結できるならまったく問題ないが、一般的には難しいので、パートナーとなる代理店としっかりすりあわせをするのがベストだろう。

Wechat_report

Wechat_report2

簡単に大きな要素だけ説明させてもらった。何が一番重要かというよりは、どれも重要なのでちゃんとしたパートナー、もしくは、代理店と関係を構築するのは必須になる。(自社でやって成功したパターンは日系の場合は聞いた事があんまりない。というか、ない)

アレンジでは上記全てを対応する事が可能だ。問合せはいつでも待っているので、ちょっと昼寝でもしながら待つことにしたいと思う。では、また。

“コンタクト”