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訪日外国人対応はこれで解決!?翻訳サービス4選

 

メガホンを使って自動翻訳できるデバイス

訪日外国人観光客数2000万人を突破した2016年。街中で外国人を目にする機会が多くなった。日本での観光を楽しんでいる光景を目にする一方で、言語の壁に苦しんでいる人も多く見受けられる。増加する観光客を「おもてなし」するために今注目されているツールが「自動翻訳」である。

▼自動翻訳のメリット

そもそも自動翻訳とこれまでの翻訳の違いはなんであろうか。

これまでの翻訳は、翻訳家や通訳、または言語に精通した人により人力で翻訳されていた。
社内に多言語を操る人物がいる場合もあれば、いない場合には翻訳会社などに都度の依頼を行なっている場合が多い。両者共に人による手作業での翻訳になるため、翻訳作業が発生した際には毎回、時間やお金といったコストが発生する。

一方、自動翻訳はその名の通り「自動」で翻訳される仕組みのことをいう。
自動翻訳があれば上記2つのコストが全くかからない。
例えば、外国人と対面した場合に翻訳会社に連絡する必要もなければ、翻訳料金を支払う必要もない。

今後増え続ける外国人観光客を「おもてなし」し、自社サービスをアピールするためにも今の日本人に最も必要なサービスの内の一つと言える。

▼2016年は自動翻訳サービス元年

昨年2016年は自動翻訳業界において非常に躍進のあった年と言える。多くの企業から様々なデバイスやサービスが発表され、さらに現場での運用も加速した。11月には自動翻訳の大御所「Google翻訳」が人工知能による学習機能を実装し、大幅な精度向上が話題となった。そのほかにも興味深いサービスがあるので紹介していきたい。

1) メガホン型自動翻訳機「メガホンヤク」

パナソニックが発表した、メガホンを使って自動翻訳できるデバイス。
駅や空港、観光地での利用を想定しており、特有の案内定型文が約300文登録されている。
日本語、英語、韓国語、中国語の4言語に対応しており、入力された音声から単語の組み合わせを識別し、約1800パターンの翻訳に対応している。

早くも12月31日の大晦日から東京メトロでの運用が開始され、異常発生時や大規模イベントの開催時に4ヶ国語で音声案内を行なっている。今後は東京マラソンや花火大会時などでの活躍が期待されている。

メガホンヤク

2) インターネット不要のウェアラブル翻訳デバイス「ili(イリー)」

ログバーが開発、販売を手がける、片手で持ち歩ける翻訳デバイス。
日・英・中の3ヶ国語に対応しており、スマホよりも小さくて軽く、インターネットの接続も不要のため、どこにでも持ち歩ける翻訳デバイスになっている。旅行に特化したデータベースを搭載しているため、訪日外国人の旅の助けとしても役立っている。昨年10月にはハワイ州観光局により公認商品として認定されている。

ili(イリー)

インターネット不要のウェアラブル翻訳デバイス

3) 手話を自動翻訳する手袋「SignAloud」

手の動きを読み取り、手話による会話を翻訳して音声で流せるという手袋「SignAloud」。このデバイスは現在ワシントン大学の学生により研究段中であるが、今後、拡大する海外旅行市場の中で、より多くの人が快適に過ごせる環境作りという新しい自動翻訳の姿を示していることは間違いない。

signaloud

▼アレンジおすすめの自動翻訳サービス

多言語翻訳メニューサービス「Payke」

飲食店などで、QRコードを読み取るだけでスマホ上に自動翻訳されたメニューを表示させるサービス。日本語、英語、韓国語、中国語(繁体字・簡体字)の5言語に対応している。

Paykeの魅力①「利用される外国人旅行者の使いやすさ」

QRコードを読み込むだけで利用できるサービスのため、専用アプリのダウンロードが不要。また読み込んだ際にそのスマホの初期言語を検出し、自動で利用者に合わせた言語が表示される。

スマホ上にメニューが大きな写真と一緒に表示され、外国人利用者自身が好きなメニューをたった数回のタップだけで簡単に注文することが可能。

メニューの詳細画面にピクトグラム(アレルギー素材の表示)があるため、ハラルフードやアレルギーをお持ちの方でも安心して注文してもらえる。

Paykeの魅力②「運用する日本人スタッフの使いやすさ」

メニュー登録は全て日本語でOK。クラウド上でメニューを一括管理しているためいつでもどこでもメニューの編集がリアルタイムで可能。

注文を受ける際には、選択されたメニューが全て日本語で表示されているため、オーダーミスや聞き間違いを防止。さらに注文履歴が残るため、「注文した・していない」のトラブルも防止。

多言語翻訳メニューサービス「Payke」