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WeChatを理解する上で知っておかないといけないデータ集

WeChatの月間アクティブユーザーはすでに7億人を超えており、昨年の4億6000万人から飛躍的に増加しました。さらに、WeChatを使用している時間も増えています。

 

2016年3月に計測した1ユーザーが1日にWeChatを使う回数

・1日当たりWeChatを5回未満しか使用しないユーザーの数が11%に減少しました。(前年比率17%)
・1日当たりWeChatを50回以上使用するユーザーの数が21%に上昇しました。(前年比率16.5%)

 

■結論
WeChatの使用時間が年々増えている。

 

 

WeChatを使ってユーザーが1日にする行動

Source: emaeketer.com,WalktheChat

・モーメンツ関連の活動が58%と53.5%を示しているようにモーメンツにおける活動が高い事がわかります。
・企業公式アカウントが配信しているコンテンツへのアクセスは非常に高くユーザーの40%が行っている事が分かりました。

 

■結論
モーメンツと公式アカウントに注視

 

 

中国の送金サービス利用者割合

2016年3月に調査したアリペイとWeChat Paymentのモバイル決済割合


Source: emaeketer.com,WalktheChat

重要なポイントは以下のとおりです。

・個人間送金ではAlipayの31%を抜き、WeChat Paymentが46%となっています。個人間送金のインターフェイスがWeChat Paymentのほうが優れていると言われているのと、WeChat上でそのまま送金ができることが要因として考えれます。

 

・食品購入や日用的に使用するQRコード、O2O支払いは年々WeChat Paymentのシェアが伸びており、現状、モバイル決済ユーザーの約半数がWeChat Paymentを使用しています。

 

 

■結論 シェアはまだまだAliPayにある

 

 

 

モバイル決済のユーザー年齢層


Source: emaeketer.com,WalktheChat
・21~39歳の層が全体の78%を占める結果となりました。

■RedPost(紅包:ホンバオ)のすごさ
RedPost(紅包:ホンバオ)は中国の旧正月に行われる、日本でいうお年玉のような行事です。ここでのプロモーションをWeChatはWeChat Paymentと関連して行い、Red Postは大成功を収め、旧正月の間に80億回WeChat経由で送信されました。RedPostは中国内でWeChat Paymentの認知度を高める事に成功しました。

 

 

WeChat Payment

Source: emaeketer.com,WalktheChat
・WeChat Paymentの主な使い道としてはRedPostなどの送金を行う使い方です。

 

■まとめ

中国のLINEと言われる事が多いWeChatですが、実際のユーザー行動はまったく異なることが今回の記事で分かって頂けたかと思います。WeChatを使った様々なプロモーションやコンサルティングをアレンジでは行っております。ご興味がおありでしたら、お問い合わせください。