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【インバウンドビジネス】今更聞けない「微博(Weibo)って何?」

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※2016年4月5日作成、2017年30日更新

■Weiboとは

Weiboとは簡単にいうと中国版twitterです。Facebookとtwitterを混ぜたようなインターフェースを想像してください。

基本的に投稿文は中国語で140文字で、絵文字、画像、動画などの投稿が可能。投稿に対してユーザー同士でシェアー、コメント、いいね、ブックマークなどの機能が搭載されています。

日本で知られるようになったきっかけは、2015年に中国人観光客による爆買い。中国で流行っているSNS対策に成功している企業は爆買いの需要をうまく取り込むことができ、多くの企業がWeiboに興味を持ちました。
Weiboとは、中国語で「微」=「ミニ」「博」=「ブログ」(微博)という意味です。日本語で言う「ミニブログ」がそのままサービスの名前として定着しています。中国には他にもWeiboと名のつくサービスが乱立していますが、現在weiboと言えば中国内では新浪微博(シナウェイボー)を指すことになっています。もともとの「新浪微博」というサービス名も現在は「微博」に変更され、名実ともに「微博」=「新浪(シナ)」となっています。

■Weiboの威力

ビジネス視点で考えるとWeiboの強みは圧倒的な拡散力にあります。その拡散力が爆買いの鍵を握っています。多くの中国人は口コミ情報を元に爆買いリストというリストを作り来日。Weiboの一般ユーザーの特徴としては、学歴、収入が非常に高いユーザー層が多いため、Weiboユーザーは一般のネットユーザーに比べて購買力が高く、特にインターネット経由での商品の購入頻度、額とも高くなっています。またソーシャルバイヤーや海外通販利用者(海淘:ハイタオ)なども活用していおり、ここで発信された口コミ情報が、ソーシャルバイヤーによる取り扱い数にも影響し、さらに一般ユーザーによって情報収集されることで、爆買いリストへ追加される傾向にあります。

某大手家電量販店ではWeiboを活用しクーポンを配布するキャンペーンを実施したところ1年後には売り上げが数十倍に達したというデータもで。家電製品は中国人観光客の人気も高く、話題性も高かった為、このキャンペーン情報がWeibo上で拡散されていきました。 

インバウンドビジネスを考える上でWeiboを把握しておくのはもはや当たり前のことといえるでしょう。

Weiboでの対策をお考えの方はアレンジまでご連絡ください。

 
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