楽天株式会社が運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」は、インバウンドに人気の小規模宿ランキングを発表しました。
今回のランキングは、総部屋数10室以下の宿が対象となっており、外国語サイト経由の宿泊人泊数(宿泊のべ人数)実績をもとに算出しています。TOP10には古民家や離れの温泉宿、宿坊など日本ならではの宿泊体験ができる宿がランクイン。訪日外国人観光客の日本文化体験への関心の高さがうかがえる結果となりました。
■第1位
香川県「民宿 おやじの海 <直島>」
築80年近くの古民家に宿泊できるこちらの宿は、日本の一般的な民家に宿泊してみたいという訪日外国人観光客から高い人気を集めました。また、空き家などを改修したアート作品「家プロジェクト」をはじめ、ベネッセ美術館や地中美術館行きのバス停へのアクセスもよく、直島でのアート作品鑑賞を楽しみたいという訪日外国人観光客から高い人気を集める結果となりました。
■TOP10のランキング
第1位【香川県】民宿 おやじの海 <直島>
第2位【大分県】由布院別邸 樹第
第3位【長崎県】宿坊対馬西山寺
第4位【京都府】京都マイペンション
第5位【大分県】由布院温泉 旅館 冨季の舎
第6位【北海道】阿寒湖温泉 民宿 桐
第7位【京都府】京都東山荘
第8位【大分県】由布院温泉 カントリー イン 麓舎
第9位【沖縄県】あかちち ゲストハウス
第10位【京都府】京の宿 石原
ランキングでは大分県の宿がTOP10に3つランクインしています。ランクインした大分県の3つの宿の全てが「日本ならではの宿泊体験ができる宿」ということもあり、訪日外国人観光客が日本での宿泊体験にいかに「日本らしさ」を求めているかが顕著に現れた結果となりました。以下の画像はランクインした大分県の宿泊施設
2位 由布院別邸 樹第
5位 由布院温泉 旅館 冨季の舎
8位 由布院温泉 カントリー イン 麓舎
■まとめ
いかがだったでしょうか?2016年に入り少しずつインバウンド市場が「爆買い」と言われる「モノ消費」から「サービス体験型」の「コト消費」に変わりつつあります。今後更に「色浴衣が着れる」「温泉に入れる」「日本庭園が見れる」などの体験型宿泊施設が外国人観光客に人気が出てくるのではないかと考えられます。アレンジではインバウンドに関するニュースを日々更新しています。是非貴社のインバウンドマーケティングにご参考ください。
(https://inboundnavi.jp/rakuten-travel-ranking-inn)