2016.06.08作成
2016.05.08更新
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2016年から2017年にかけて少しずつインバウンド市場が「爆買い」と言われる「モノ消費」から「サービス体験型」の「コト消費」に変わりつつあります。
そんな中、美容室やエステ、ネイルなどの美容サロンにも訪日外国人女性が来店し始めています。
ホットペッパービューティーがそのような美容消費の兆しを「美ンバウンド(びんばうんど)」として発表しました。
※画像元http://hba.beauty.hotpepper.jp/search/trend/4262/
1.美ンバウンドとは?
美ンバウンドとはリクルートホールディングスが発表した2016年のトレンドを表すキーワードの1つで、美容とインバウンドを掛けあわせた造語です。
リクルートによると美容室やエステ、ネイルなどの美容サロンにも訪日外国人女性が来店し始めているそうです。 ホットペッパービューティーではそんな美容消費の兆しを「美ンバウンド(びんばうんど)」として発表しました。
2.美バウンドが流行るであろう3つの理由
①憧れの国日本
ホットペッパーが訪日経験のある中国・台湾・韓国・香港の20~49歳女性を対象に独自に行った調査によると「美容に関して憧れる国」 第1位は日本という結果になりました。
②日本への信頼感
訪日外国人観光客にとって魅力的な「メイドインジャパン」が日本を美容の国として認知させた要因の一つのようです。
③丁寧なおもてなし
オリンピック誘致の際に一躍トレンドとなった「オモテナシ」という言葉ですが、美容業界においても外国人による評価は高いみたいです。
3.まとめ
「美ンバウンド」を理解していただけたでしょうか?
実際に大手百貨店などでは売り場のサービス向上を中心に爆買いから外国人観光客のリピーターを増やす方向にシフトしている企業もでてきています。リピーターや個人旅行が増加傾向にある今、日本でしか体験できない「コト消費」に過ごし方が変わっていくと日本の丁寧なおもてなしを提供する美容業界はインバウンドの恩恵を受け「美ンバウンド」として今年のトレンドになるかもしれません。