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日本初のインバウンド協議会設立、医療分野で外国人誘致へ

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山形大学医学部は9月12日、2019年の診療開始をめざす重粒子線がん治療施設に海外からの患者呼び込みを目指す協議会を山形市などと立ち上げました。経済団体、金融機関と組んで国際的医療拠点を核に海外患者を受け入れる「医療インバウンド(訪日外国人)」の態勢を整え、地域経済の活性化を目指すことを目的としています。

2016年に入り中国人観光客の消費動向も変化しつつあり、「爆買い」と言われる「モノ消費」から「サービス体験型」の「コト消費」に変わりつつあります。

以前記事でご紹介した「美ンバウンド」と呼ばれる美容室やエステ、ネイルなどの美容サロンなどにも外国人観光客が訪れているように、日本の高い技術力や質の高いサービスなどを目当てに日本に訪れる外国人観光客も増えつつあります。日本でしか体験できないようなサービスが外国人に人気となる一方、今回の医療分野のような専門分野にもインバウンドの波が訪れています。

■重粒子線治療施設とは?

今回ご紹介させていただいた 重粒子線治療とはガンなどに効果的な世界に先駆けて日本で初めて実運用に成功した技術です。1994年から2016年2月までの期間に9,766名の患者さまの治療に成功しており、国際的にも高い関心が寄せられています。

日本は重粒子線治療のパイオニア的存在でもあり、下記の図を見てもらうとわかる通り、他国に比べ施設の数も多く、技術でも大きく抜きん出た国だと分かります。

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 重粒子線治療施設は、すでに全国5カ所で稼働しており、海外からの患者受け入れも始まっています。
山形大の場合、大学病院に付置する施設のため、他の病気を抱えるがん患者を総合的に治療できるのが特徴となっており、日本の先端医療に関心が高い中国や東南アジアなどからの患者の受け入れを目指しているそうです。

■まとめ

冒頭で記述した通り、2016年に入り中国人観光客の消費動向も変化しつつあり、「爆買い」と言われる「モノ消費」から「サービス体験型」の「コト消費」に変わりつつあります。日本でしか体験できないようなサービスが外国人に人気となる一方、今回の医療分野のような専門分野にもインバウンドの波が訪れています。今後は更に専門性の高いサービスなどが外国人観光客に人気となるかと考えられます。今後もアレンジではインバウンドの変化に注視していきたいと思います。

参照(http://www.hirt-japan.info/medical/

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