世界最大の旅行クチコミサイト「TripAdvisor(R)以下トリップアドバイザー」は日本のページへの海外からのアクセス状況等をベースに、訪日意欲が高いと思われる国や、世界の旅行者から注目を集める県を示す「インバウンドトレンド調査」を実施しました。
他の国をはるかにしのぐ中国からの訪日旅行の関心度の高さが顕著に表れたほか、県別で見ると石川県が注目を集め始めていることがわかりました。
外国人旅行者の関心が最も高まった都道府県をみると、トップは石川県の59%。国内でも北陸新幹線の開業で、金沢が観光地として見直されていますが、それと同様の理由ではないかと考えられます。
その他に日本への関心度が高かったアジアの国・地域は、シンガポール、インドネシア、台湾などでした。また、カナダやスペイン、イタリア、イギリスといった長距離旅行者の間でも訪日旅行の関心は高まってることがわかりました。
それと海外の旅行者からの関心度が高まった上位10県について、各カテゴリーの海外からの旅行者の口コミ評価点の平均を比較すると、「宿泊施設」、「観光施設」、「飲食施設」の中で「観光施設」についての評価点が全10県において最も高い結果となりました。個別の観光スポットでは、石川県が兼六園、茨城県が牛久大仏、富山県がアルペンルート、鳥取県が鳥取砂丘などが口コミで人気を広げている様子が見られます。
外国人観光客は富士山、京都などゴールデンルートだけではなく、色々な場所に関心を寄せているのがわかりました。
参照:http://www.sankei.com/economy/news/160603/prl1606030064-n1.html