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都市別に見る訪日外国人観光客数と人気観光地の関連性

2016年4月の1ヶ月間に日本を訪れた訪日外国人観光客数(以下観光客)は2,081,800人となりました。2016年に入った後も以前右肩上がりの観光客数ですが、一体どの県がより多く観光客を誘致できているのか皆さんはご存知でしょうか?

今回は観光客がより訪れている県と、観光客に人気が高い観光地の関連性について書いていきます。訪れる観光客が多ければ多いほど観光地にとって良いに越したことはありませんが、必ずしも「観光客が多い=有名」という訳ではなく、その土地に合ったPR方法があるということを説明していきます。

 

しかし、こちらをご覧ください。

 

こちらは「トリップアドバイザー」が発表した「訪日外国人観光客が選ぶ日本の人気観光名所ランキング」(以下観光ランキング)です。1位から順に「広島」「広島」「長野」「千葉」「沖縄」と並んでいます。都道府県グラフでは圧倒的な差をつけている東京は観光ランキングでは9位の「六本木ヒルズ」でした。先ほどの都道府県グラフと見比べても必ずしも上位の県が人気観光地として選ばれていないことが分かるかと思います。

なぜそのようなことが起きるのか推測すると、都道府県グラフ上位の県は観光地が県内に多数存在する為に観光客が分散し、訪れる人も比例して分散しやすいからと考えることができます。しかし観光ランキングで3位以下の都道府県は、海外に浸透しているほど有名な観光地が少ない所も多いです。

その結果訪れた観光客の記憶に残りやすく、観光客が1点に集中する為、口コミの数が多かったり、軒並みレビューが高評価になったりすることがランキング上位の要因の一つかと考えることができます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?観光地単位で見れば地方の観光地は東京の観光地より集客しやすい場合も考えられます。東京では観光客も多い分、観光地が多く、観光客が分散しやすい傾向にあるかと思います。どのようにして他の観光地に差をつけて目立っていくかが重要となりそうです。

アレンジでは訪日外国人観光客を誘致する為のお手伝いをさせていただいています。気になる点やご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。