株式会社三菱総合研究所は鉄道各社と連携し、関西地域に関する訪日外国人旅行者へのアンケート結果を公表しました。
関西インバウンドプラットフォーム調査
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同調査は「関西インバウンドプラットフォーム調査」と名づけられ、西日本旅客鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社、阪急阪神ホールディングス株式会社、南海電気鉄道株式会社、京阪ホールディングス株式会社および新関西国際空港株式会社の6社の協力を得て2016年2-3月に実施されました。アンケートは関西国際空港で実施され、主に関西地域の各観光地の訪問実態、地域間の流動実態(移動経路、利用交通手段)についての調査です。
関西インバウンドプラットフォーム調査では調査分析対象エリアとして下記のエリアと観光地を分析調査しました。
上記の画像は訪日外国人が個別に訪問状況・意向などを確認している訪問先になります。しかしながら東京在住の著者は上記の画像を見ても知らない場所が多く、本記事では上記の画像を参照に関西の訪日外国人が訪れる場所の紹介をしていきたいと思います。(百貨店やヨドバシカメラなどのメジャーエリアや施設は除く)
1 LUCUA(OSAKA,1100)
LUCUA(OSAKA,1100)とはLUCUA(ルクア)とLUCUA 1100(ルクア イーレ)の国内最大級の駅型商業施設です。
大阪駅と直結しているため訪日外国人にとっても気軽に入ることが可能で外国人観光客が訪れやすい環境となっています。
2 ハービス(PLAZA,ENT)
ハービスENTは、大阪府大阪市北区梅田2丁目にあるファッションビルです。
こちらの施設はインバウンド対策として外国人観光客を対象とした無料Wi-Fiを提供しています。
3 ディアモール
ディアモールとは阪神梅田駅、大阪市営地下鉄各線梅田駅、JR大阪駅、JR北新地駅を相互に結ぶ、公共地下通路と一体化した地下街の総称です。各大手百貨店を結ぶハブのような存在なので外国人観光客が多く訪れるのも頷けます。
4 Nu茶屋町・Nu茶屋町プラス
NU茶屋町プラスは、阪急電鉄が経営するファッションビルのひとつです。大阪府大阪市北区茶屋町の通称「阪急村」と呼ばれる地域に所在しています。
NU茶屋町プラスでは各百貨店と共同でインバウンド対策として、外国人観光客を対象に全て集めれば記念品と交換できるスタンプラリーを実施し、インバウンド対応にも力を入れています。
5 HEP(FIVE,NAVIO)
HEPとは「Hankyu Entertainment Park」(阪急エンターテインメント・パーク)の頭文字からとったものです。
大きな赤い観覧車が目印の複合施設です。
6 BIG STEP
BIG STEPとは大阪アメリカ村のランドマークです。
ファッションからライブ・フィットネスまで様々な施設を兼ね揃えた施設となっており、買い物をするだけではなく様々な体験をできるエンタメ施設です。
7 日本橋筋商店街(オタロード)
日本橋筋商店街はでんでんタウンと呼ばれる大阪市浪速区日本橋付近に位置する日本有数の電気街の中にある道の総称です。
地元の人たちには「オタロード」と親しまを持って呼ばれています。(正式名称は「日本橋筋西通商店街」だが、この呼称は地元でもほとんど使われないそうです。)
東京では秋葉原が外国人に人気があるように大阪ではここ「でんでんタウン」が人気です。
8 黒門市場
黒門市場は、大阪市中央区日本橋1丁目・2丁目にある市場・商店街です。堺筋から一つ東の筋を中心に、千日前通の南側に展開しており。大阪においては、東成区の鶴橋市場、豊中市の豊南市場などと並んで食の宝庫として知られています。
【まとめ】
いかがだったでしょうか?東京の訪日外国人がよく訪れる観光地は有名ですが、関西の訪日外国人がよく訪れる場所を御存知だったでしょうか?株式会社アレンジでは日々インバウンドに関するニュースを発信しています。気になる点や分からない事はお気軽にお問い合わせください。