レッドブル(中国語で紅牛)はWeChat上で受験勉強に集中しやすくなるような受験生のためのプロモーションを展開しました。
WeChat上に勉強ページ開設!
大学生が受験シーズンに自分のスマートフォンに気を取らされないようにするため、レッドブルはWeChat上に「仮想教室」といったネット上の勉強ページを作成しました。この「仮想教室」というキャンペーンページにユーザーが滞在している間は、滞在時間がカウントされており、15分以上滞在(放置)することでスマートフォンの割引クーポンやTencentが運営するビデオサービスのVIP会員カードなどが抽選で当たる仕組みとなっており、更に45分以上滞在(放置)することで、より良い景品が当たる抽選に参加することができます。
このようにWeChat上の「仮想教室」内でスマートフォンを[放置]=[他の操作を使用不可]にすることで、勉強の妨げになるスマートフォンを一時的に使用不可にし、受験勉強に集中しやすい環境を作るキャンペーンです。もちろんキャンペーン参加中に他のページに移動すると時間はリセットされます。
勉強ページへの行き方
WeChatのレッドブル公式アカウント及び、モーメンツ(LINEのタイムライン)上に流れてくるリンクから勉強ページに参加することが出来ます。
スマートフォンを放置して、クーポンゲット!
勉強ページに入り、入室ボタンを押すと、ユーザーはオンライン上で勉強したい場所を選ぶことが出来ます(学校、図書館、カフェ、家等)
勉強したい教室をタップして入室すると、各教室ごとの椅子と机が並んでおり、着席することが可能です。この部屋では各ユーザーのニックネームとWeChat上のアイコンが表示されており、どのようなユーザーが座っているか(勉強しているか)分かるようになっています。どのようなユーザーが勉強しているか分かるようになることで、「みんな勉強している」と思わせ、ユーザーの勉強を煽るポイントとなっています。
キャンペーンのスタートボタンを押すと仮想教室内のタイマーがカウントされ、滞在時間に応じてWeChat内で使用出来るクーポンが当たる抽選に参加できる仕組みとなっています。
更にキャンペーンページ内で勉強について話し合えるような掲示板も実装しているため、分からない問題などをユーザー同士で気軽に相談できるような機能もついています。
どれぐらい効果があったの?
今回のキャンペーンは300万人以上の学生が参加し、34万人が45分以上「仮想教室」に滞在しました。今回のキャンペーンはレッドブルの企業認知に貢献し大きな成果を上げたキャンペーンの一つだと言えます。レッドブルは頻繁にWeChatを使用したプロモーションやゲームなどを提供しています。アレンジではWeChatに関するニュースを随時発信しているので是非ご期待ください。
【http://socialbrandwatch.com/redbull-created-mobile-classroom-h5-encourage-students-put-phones/】