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小売業界マスト!インバウンド業界に革新をもたらすWeChat広告

今回は2016年9月21日に追加されたWeChatの新しい広告メニューを紹介していきます。

WeChatの詳しい説明はコチラ
「LINEより多機能、中国発のWeChat(微信)とは?」
http://www.arange.co.jp/news_inbound_wechat_line_how_to_20160628/

◆GPSを使用したモーメンツ広告の新機能発表

WeChatではモーメント(LINEのタイムラインのようなもの)上に展開する広告でのリーチ数が5.49億人を突破したことを祝う一方で、モーメンツ広告を更に進化させ、より細分化したユーザーにリーチができるよう、9月21日にGPSを使用した新機能を追加しました。

◆どういう機能なの?

小売店を中心に、モーメンツ広告からGPSを活用し、ユーザーと店舗の橋渡しをする機能です。店舗への集客のために訪問意欲が湧くよう、さまざまなプロモーションと掛け合わせ販売機会、店舗集客の上昇を望めます。

こちらは広告出稿前の設定画面
こちらの画面で広告先のリンクやプロモーションを決めます。

上から順に
【ブランディング】キャンペーンサイトやイベントページに誘導

【app store】アプリなどのダウンロードを促します。

【オフィシャルページ】オフィシャルページへのリンクでWeChatのフォロワーを増やすために使います。

【クーポン券】割引クーポンなどの取得ページにリンクしています。

【リアル店舗へ誘導】各店舗の詳細ページへ飛びます。

◆導線

今回追加されたのが設定画面一番下の【リアル店舗へ誘導】という機能です。

下記の画像①のようにモーメンツに流れる広告をタップすると、画像②の店舗詳細ページへ飛ぶことができます。更に「位置」及び「番号」をタップすることで画像③のような地図が表示されたり、直接電話番号が表示されるなど更にWeChatが便利になりました。

◆新広告機能の効果は?

WeChatは今回の機能追加から、より多くの小売業者の取り組みを可能にするために、広告出稿費用を以前の最低価格50,000人民元(約80万円)から一日あたり300人民元(約5,000円)へと下げることにしました。この機能は現在、全世界で300以上の都市と2,500の街で展開しています。

WeChatは本機能の公式発表の前に、テスト配信として北京にて50の飲食ブランドでテストリリースした結果、モーメンツ広告の新機能によって大きな成果をあげたと発表しています。実施店舗では25,000人民元のマーケティング予算で、290,000訪問を超える結果となり、キャンペーン中は通常の10%以上来客が増えたと発表しています。

◆まとめ


上記の画像は広告をタップすることで見ることができる、WeChat上に表示される店舗の詳細ページです。店舗のオープン時間からクローズ時間まで書いているのがわかるかと思います。もちろん料理の画像や、店内の様子、クーポンなども取得することが可能となっており、WeChatでは今後更にオンラインからオフラインへの導線を強化し、日本の「食べログ」のようなサービスとしても代用ができるのではないかと考えられます。

株式会社アレンジでは上記のようなページを作成及び運用代行も行っており、WeChatに関するご相談も随時受け付けております。お困りごとがございましたらお気軽にお問い合わせください