IHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)は中国のユーザーに関する言語スキルテストをするためにWeChatを使用しました。
IHGは、イギリスに本部を置く多国籍ホテルグループです。世界100カ国以上で、インターコンチネンタル、ホリデイ・イン、クラウンプラザなど複数のブランドで4,500軒以上のホテルを運営しています。総部屋数が世界最多を誇るホテルグループです。
IHGはWeChatのサービスアカウントを作成し、フォローしてくれているユーザーのポイント残高をWeChatで確認することができます。そしてIHGは各ユーザーのポイント残高によって、ホテル情報を適時ユーザーに発信し、実店舗に誘導する形をとっています。
2015年秋の冬旅行シーズン前にIHGは中国人フォロワーの方言割合を調べるためにWeChatアカウントを介して”Decoding Dialects” (方言の暗号を解く)というミニゲームアプリを立ち上げました。
アプリは、3つの異なる中国の方言で書かれた物語を読み、それらについて様々な質問をするというミニゲームです。それらに正しく答えることができたユーザーには、ホテルの無料宿泊券が抽選で当たります。そしてプレイヤーが質問に行き詰まった場合はWeChatを介してユーザーの友人に助けを求めることが可能です。このようにして拡散されやすい仕組みを行いました。
IHGはWeChatをマーケティングツールとして最大限活用し広告ツールとして活用しました。
参照:http://www.labbrand.com/knowledge/best-practices/digital-china-top-trends-and-best-examples-2013