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Wi-Fiを導入する為に必要な3つのプロセス

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観光庁が訪日外国人に「日本の受入環境に対する不便・不満」調査を実施した結果、不便に感じていることの1位はダントツで「Wi-Fi環境が悪い」ということでした。

日本では携帯キャリアのWi-Fi環境が整っているのに対し、フリーで使えるWi-Fiはほとんど整備されていないと言っても過言ではありません。ご存知の方もいると思いますが、海外ではWi-Fi設置がとても進んでいる国が多く、飲食店やカフェに入ると当たり前のようにWi-Fiに接続することができます。

先進国の日本で、ほとんど整備されていないのでは、不満を感じる外国人が多くいることも頷けます。

訪日外国人観光客にとって店を選ぶ際Wi-Fiが有るか、無いかは大きな判断基準となってきます。

少しの手間とコストで簡単に実装できるので是非参考にしてください。

参照:http://www.mlit.go.jp/common/000205584.pdf

WiFiを導入するメリットとしては外国人観光客が安心してインターネットを使用できることです。

外国人観光客が使っているスマホは日本で使えないのでプリペイド式のSIMカードやレンタルポケットWi-Fiを活用してインターネットに接続しています。

SIMカードには通信量があらかじめ決まっていたり、通信速度が遅かったりします。ポケットWi-Fiに関しても観光先で充電が気になったりと、できればフリーWi-Fiに接続したいと考えているだろうと思います。

 

Wi-Fi導入の流れを簡単に説明すると

①その建物で契約が可能なインターネット回線を契約

②無線ルーターを購入

③無線ルーターの設定

たったこれだけです。

既に①のインターネット回線を契約している場合は②と③だけになります。

①その建物で契約が可能なインターネット回線を契約

こちらは土地によって使用可能なプロパイダーが変わったり、各社値段が違うためお好みのプロパイダと契約してください。

②無線ルーターを購入

無線ルーターを決める上で押さえておきたいポイントは「ゲスト専用のアクセスポイント(以下ゲストポート)」が設定できる事が重要です。

ゲストポートが必要な理由はセキュリティー上の観点から顧客情報流出等を防ぐためでもあります。

③無線ルーターの設定

無線ルーターはお店の規模にもよりますが基本的には一般家庭用の無線ルーターで対応可能です。

一般家庭用の無線ルーターだと、万が一通信トラブルが起こった時、簡単に復旧しやすくお金もかからず早急に対処することができます。

中小規模のお店なら家庭用の比較的簡単に設定ができる無線ルーターを選ぶのがいいと思います。

お勧めルーター

AirStation HighPower Giga WZR-900DHP2

こちらの機種はゲストポート対応でコスト的な導入障壁は低いと思われます。

設定も簡単にできるので初めてのWi-Fi導入にはオススメのルーターになります。

まとめ

外国人旅行者は旅行中Wi-Fiがあるところを中継地として、移動することも多くあります。

実際に海外にもたくさんあるスターバックスなどにWiFiを求めて多くの外国人が訪れています。

是非Wi-Fiを導入してインバウンド対策を行いましょう。

Wi-Fiの導入方法はわかっていただけたでしょうか?

アレンジではWi-Fi導入のお手伝いもさせて頂いているので、ご質問等ございましたら、是非お問い合わせくださいませ。

        

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